ビフテキのカワムラ

神戸牛・神戸ビーフについて

神戸ビーフの
味と美味しさの特性

神戸ビーフの味とは

神戸ビーフの肉質は、細く柔らかく、肥育すると脂肪が筋肉に細かく入り込み筋肉の鮮紅色と脂肪の白色が鮮やかに交雑する最高級の「霜降り肉」となります。

「霜降り肉」いわゆる「サシ」が入ったお肉、は熱が加えられると溶け、その周りの筋肉をときほぐして、実にやわらかい舌触りとなります。 赤身の持つおいしさと脂肪の香りが絶妙に溶けあう味が神戸ビーフの持つおいしさの秘密です。

皆さんも「あっこの肉美味しいな~!」と感じるお肉に出会ったことがあると思います。神戸ビーフはこの美味しいと素直に感じる事が出来る条件を満たした、最高のお肉です!!

神戸ビーフの脂肪酸組成

牛肉の風味は、モノ不飽和脂肪酸(オレイン酸など)が多いほど良いといわれています。
兵庫県と中国地方の4県(A~D)で実施された産肉能力検定肥育牛315頭のロース肉の脂肪酸組成を分析した結果、神戸ビーフは他県産に比べ、モノ脂肪酸割合が有意に多いことがわかりました。

画像:神戸ビーフの脂肪酸組成

資料提供:兵庫県農林水産技術総合センター家畜部様

神戸ビーフのイノシン酸含量

食肉のうま味には、昆布に多く含まれるグルタミン酸や鰹節に多く含まれるイノシン酸が影響します。
黒毛和牛種肥育牛54頭のロース肉のイノシン酸含量は種雄牛(A~L)によって大きく異なり、神戸ビーフは他府県牛に比べて、イノシン酸含量が高い傾向を示しました。
風味とうま味両方が他府県産よりも神戸ビーフの方が優れているという数値が出ている、まぎれもなく神戸ビーフは最高のお肉ですよね!!

画像:神戸ビーフのイノシン酸含量

資料提供:兵庫県農林水産技術総合センター家畜部様